【駐車場のコンクリート費用】相場・内訳と負担を抑えるコツも紹介
- 「駐車場をコンクリートにしたいが、見積もりの相場や内訳がどのくらいなのか気になる」
- 「1台分ならいくらで、2台・3台と増やすと費用はどう変わるのか知りたい」
このように悩んでいないでしょうか?
本記事では駐車場をコンクリート舗装にする費用の相場と内訳、金額を左右する土地の条件などを解説します。
結論、コンクリート舗装の費用は主に「面積」「下地の状態」「コンクリートの厚み」で大きく変わり、普通車1台分の目安は約15万〜30万円です。
「所有している土地で、舗装費を抑えて駐車場経営を始めたい」「砂利敷きの月極駐車場を運営しているが、この機にコンクリート舗装をして時間貸し駐車場への転用を考えている」という方は、こちらのページから当社タイムパーキングにお気軽にご相談ください。
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駐車場をコンクリート舗装にする費用の相場

コンクリート舗装の費用は、施工する面積に㎡単価を掛けて総額を出すのが基本です。
まずは普通車1台分の費用と、台数を増やした場合の相場を解説します。
1台分のコンクリート舗装にかかる費用の目安
普通車1台分の駐車区画は、幅2.5m×奥行き5mの12.5㎡が一つの目安です。
乗り降りの余裕を考慮した場合、幅3mで確保すると15㎡が目安になります。
土間コンクリート(地盤を整え、砕石などの下地を設けたうえで打つ床状のコンクリート)の㎡単価は、掘削から仕上げまで含めて約1万〜2万円が目安です。
15㎡に当てはめると1台分で約15万〜30万円の計算になります。
| 目安 | |
|---|---|
| 1台分の面積 | 12.5〜15㎡(幅2.5〜3m×奥行き5m) |
| ㎡単価 | 約1万〜2万円 |
| 1台分の総額 | 約15万〜30万円 |
※上記の金額は、業界各社が公表している一般的な相場をもとに、幅3m×奥行き5mの15㎡を1台分として想定した参考値です。車路や機器の設置スペースなどは含んでいません。実際の費用は、地域・土地の状態・設備仕様・施工条件・業者によって異なります
2台・3台・4台に広げた場合の費用の目安
台数が増えて必要な舗装面積が広がるほど、総額も上がる傾向があります。
1台15㎡として単純計算した費用の目安は次の通りです。
| 台数 | 面積の目安 | 費用の目安 |
|---|---|---|
| 1台 | 15㎡ | 約15万〜30万円 |
| 2台 | 30㎡ | 約30万〜60万円 |
| 3台 | 45㎡ | 約45万〜90万円 |
| 4台 | 60㎡ | 約60万〜120万円 |
※上記の金額は、業界各社が公表している一般的な相場をもとに、面積に㎡単価を掛けた単純計算の参考値です。規模による単価の下がり方は土地の形状や搬入条件で変わるため、実際の費用は業者の見積もりでご確認ください
型枠の設置や重機の搬入に伴う手間・コストは、舗装面積が2倍になったからといって単純に2倍へ膨らむわけではありません。
そのため複数台をまとめて舗装するほど、1台あたりの費用負担は軽くなりやすいです。
コンクリート舗装の費用の内訳

見積書には、「掘削」「残土処分」「砕石」「型枠」「メッシュ」「打設」といった施工工程が記載されていることがあります。
各工程の役割や費用の内訳を施工順に整理します。
掘削と残土処分にかかる費用

舗装の最初の工程は、地面を掘り下げる掘削です。
掘る深さは一般的に、路盤とコンクリート版の厚みを足した寸法で決まります。
掘った土はトラックで処分場へ運び、この残土処分の費用は土の量と処分場までの距離で変わります。
掘削と残土処分を合わせた目安は、㎡あたり約1,500〜3,000円です。
残土処分費が見積もりに含まれているかは、業者から提示された際に確認しておきましょう。
舗装の前作業にあたる整地の費用について知りたい方は、「整地費用の相場は?坪単価・種類別費用と駐車場化の総額を解説」の記事で解説しているので併せてご参照ください。
地盤をつくる砕石敷きと転圧

掘削した地面には砕石を敷き、転圧(機械で押し固めて締める作業)を行います。
この砕石の層が路盤で、コンクリート版を下から支えます。
路盤が薄かったり転圧が甘かったりすると、車の重みで地面が沈み、上のコンクリートがひび割れることにつながります。
砕石の量は路盤の厚みに比例するため、厚くするほど費用は上がり、砕石敷きと転圧の目安は㎡あたり約1,000〜2,500円です。
形を整える型枠とひび割れを抑える目地

型枠は、コンクリートを流し込む範囲を囲う枠です。
費用は面積ではなく外周の長さで決まるため、細長い土地や凹凸のある土地では型枠が伸びて金額が上がりやすいです。
目地は、コンクリートの伸び縮みによるひび割れを逃がす切れ目です。
国土交通省「構内舗装・排水設計基準」(平成27年制定)P.6によると、官庁施設の駐車場では縦方向の突合せ目地が5m程度、横方向の収縮目地が3m程度を標準とし、雨水を集める排水桝の周囲や構造物と接する部分には伸縮調整目地を入れるとされています。
単価の目安は、型枠が外周1mあたり約500〜1,000円、目地が1mあたり約900〜1,500円です。
型枠と目地は面積ではなく長さに基づいて算出されるため、土地が同じ広さであっても、形状や区画の配置によって全体費用に差が生じることがあります。
ワイヤーメッシュとコンクリート打設にかかる費用

ワイヤーメッシュは、コンクリートの中に敷く鉄線の網です。
コンクリートは引っ張られる力に弱いため、網で補って割れにくくします。
国土交通省「構内舗装・排水設計基準」(平成27年制定)P.6によると、官庁施設のコンクリート版には鉄線径6mm・網目寸法150mmの溶接金網を設けるとされています。
打設は、生コンクリートを流し込んで表面を整える工程です。
メッシュと打設を合わせた目安は㎡あたり約6,000〜12,000円で、費用に占める割合が大きくなりやすい工程です。
なお、上記はあくまで官庁施設での基準例です。
民間工事においては用途・地盤状態・コンクリートの厚みなどによって仕様が異なります。
※上記の工程別の費用目安は、業界各社が公表している一般的な相場をもとにした参考値です。実際の費用は、地域・土地の状態・設備仕様・施工条件・業者などによって異なります
※上記で引用した国土交通省「構内舗装・排水設計基準」の目地の間隔と溶接金網の仕様は、官庁施設を対象とした基準です。民間の駐車場に一律で適用されるものではなく、実際の仕様は用途・地盤・厚みなどに応じて施工業者が設計します
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駐車場舗装の見積もり金額を左右する土地の条件

同じ面積でも見積もり金額を左右するのは主に、「地面の状態」「重機の入りやすさ」「コンクリートの厚み」の3つです。それぞれ順に解説します。
舗装前の地面の状態で掘削と残土処分の量が変わる
舗装前の地面が土のままか、砂利敷きか、古い舗装が残っているかで、施工の内容や追加で発生する作業が変わります。
| 追加で発生する作業 | 費用への影響 | |
|---|---|---|
| 土のまま | 掘削と残土処分 | 標準的な工程で済む |
| 砂利敷き | 既存の砕石を路盤に使えれば掘削量を抑えられる | 抑えられる場合がある |
| 古い舗装が残っている | 解体と廃材の処分が加わる | 費用が膨らみやすい |
古い舗装が残っている土地では、壊して運び出す費用が上乗せされます。
手元の見積もりが相場より高い場合は、地面の状態が費用を押し上げている可能性があるでしょう。
高低差や前面道路の幅で重機を入れられるかが変わる

舗装工事には、掘削用の重機と生コンクリートを運ぶミキサー車が舗装現場に入ります。
前面道路が狭い土地や、細い通路の奥に敷地が広がる旗竿地では車両を横付けできず、生コンクリートを一輪車などで小分けに運ぶ人力の手間が発生し、人件費が上がる場合があります。
さらに、敷地の高低差や排水条件によっては、土が崩れないよう押さえる土留めや、雨水を逃がす排水工事が別途必要になる場合があります。
これらは舗装費に含まれず別途見積もられることがあるため、全体の総額で比較検討しましょう。
コンクリートの厚みと仕上げ方法で単価が変わる

コンクリートの厚さは、地盤の状況や車の重量、用途等に応じて適正値が設定されます。
国土交通省「構内舗装・排水設計基準」(平成27年制定)P.5によると、官庁施設の車路・駐車場の標準は、重量5t以上の大型車両の通行が見込まれない場合でコンクリート版厚15cm・路盤厚15cm、見込まれる場合は版厚20cm・路盤厚20cmとされています。
これは国の官庁施設向けの基準値です。
一般的に普通車だけが停まる住宅の駐車場では、10cm前後で施工される場合もあります。
厚みが5cm増えれば生コンクリートの量に加えて掘削と残土の量も増えるため、厚みの違いは単価へ影響しやすいです。
また、単価は仕上げ方法でも変動します。
コンクリートが固まる直前に専用の刷毛で表面をなぞり細かな筋目を付けて仕上げる、「刷毛引き」は車のタイヤが滑りにくい工法です。
鏝で磨き上げツルッとした質感に仕上げる金鏝仕上げは、見た目が整う一方で手間がかかる仕上げ方法です。
打設費のうち仕上げにあたる部分は㎡あたり約500〜1,500円が目安で、手間のかかる仕上げほど費用が膨らみやすいです。
※上記で引用した国土交通省「構内舗装・排水設計基準」のコンクリート版厚と路盤厚は、官庁施設を対象とした基準です。民間の駐車場に一律で適用されるものではなく、必要な厚みは通行する車両と地盤の条件に応じて施工業者が判断します
コンクリート舗装をした後にかかる費用と税金

舗装工事後も維持管理の費用が発生することがあります。
舗装後にかかる費用や税金について解説します。
ひび割れや沈下に備える補修費用

コンクリート舗装で起きやすい劣化は主に、「ひび割れ」「沈下」「タイヤ跡」「目地の劣化」の4つです。
細いひび割れや汚れなら洗浄や部分補修で対応でき、沈下で段差が出た場合はその部分を壊して打ち替える必要があります。
費用の目安は、ひび割れを充填する補修が1mあたり約1,000〜10,000円、傷んだ範囲を壊して打ち替える場合は、既存の撤去と処分も含めて㎡あたり約1万〜3万円です。
1台分の15㎡をすべて打ち替えると、約15万〜45万円が目安になります。
金額は、「傷みや劣化した面積」「劣化の程度」「重機の入りやすさ」などで変動します。
※上記の金額は、業界各社が公表している一般的な相場をもとにした参考値です。実際の費用は、劣化の程度・施工範囲・地域・業者などによって異なります
舗装した駐車場にかかる固定資産税
駐車場として貸すために舗装した土地の場合は、舗装そのものに固定資産税がかかる場合があります。
総務省「固定資産税の概要」のページによると、固定資産税の課税客体(税金をかける対象)は土地、家屋及び償却資産で、標準税率は1.4%です。
事業用の舗装は、土地・家屋以外の事業用資産にあたる償却資産として課税対象になる場合があります。
同一市町村内で所有する償却資産の課税標準額の合計が150万円未満の場合は、免税点を下回るため課税されません。
免税点は令和9年度以後の年度分から180万円に引き上げられます。
ただし、申告対象となる償却資産を所有している場合は、免税点を下回っていても原則として市町村への申告が必要です。
土地側にも注意点があります。
同ページによると住宅用地には課税標準を下げる特例があり、住宅1戸につき200㎡以下の部分が6分の1、200㎡を超える部分は家屋の床面積の10倍までが3分の1です。
独立した有料駐車場など住宅用地に該当しない土地には、この特例が適用されません。
アスファルトの例にはなりますが固定資産税について詳しくは、「駐車場にアスファルトを敷くと固定資産税が上がる?税金の種類を解説」の記事で解説しているので併せてご参照ください。
※区分や税額は個別事情で異なるため、最新の取り扱いは所轄税務署・各自治体・税理士等の専門家へご確認ください
駐車場をコンクリートにするメリット3選

砂利敷きやアスファルトに比べ費用の高いコンクリートですが、どのような点で選ぶ価値があるのでしょうか。
日常における利便性や駐車場経営を想定した貸し出し時の視点から、3つのメリットを解説します。
雨の日でもぬかるまず車が汚れにくい
土や砂利の駐車場では、雨が降るとタイヤが泥をはね上げ、車体の下回りや履いている靴が汚れやすいでしょう。
コンクリート舗装をすれば、雨天時であっても足元や地面がぬかるむ心配がありません。
コンクリート舗装にすると雨の日でも靴や車体が泥で汚れにくく、車への乗り降りがしやすくなります。
雨水が排水口や道路方向へスムーズに流れるよう適正な水勾配を設けて施工することが、水たまりの発生を防ぐポイントになります。
雑草の手入れがほとんど要らなくなる

砂利敷きや土のままの駐車場では、春から秋にかけて雑草が伸び、定期的な草むしりが必要になることがあります。
自宅から離れた土地であれば、雑草の手入れのために足を運ぶ手間が発生するでしょう。
コンクリートで地面を覆うと雑草が生える面がなくなるため、除草の手間と費用を抑えられます。
なお、目地の部分や外周の隙間からは雑草が生える場合があるので、完全に手入れが不要にはなりません。
区画線を引きやすく、駐車場経営をする場合は貸し出しに向きやすい
コンクリートで舗装すると表面が平坦に仕上がるため駐車場経営をする場合、区画のラインや車室番号を鮮明にペイントしやすいです。
区画の見え方が停めやすさにつながる月極や時間貸しの駐車場では、線を引きやすく区画ラインや車室番号の表示を維持しやすいコンクリート舗装が向いています。
駐車場経営は別途土地を準備しなければならないと思われがちですが、空き時間を活用して自宅の駐車場を貸し出す方法もあります。
興味がある方は、「自宅の駐車場を貸す3つの方法|収益・税金・注意点まで解説」の記事をご参照ください。
駐車場をコンクリートにするデメリット・注意点3選

メリットだけでなく、費用や養生期間に関するデメリットや注意点も把握しておきましょう。
コンクリートの舗装前に押さえておきたい3つのポイントを解説します。
砂利やアスファルトより初期費用が大きくなりやすい
コンクリートは、砂利やアスファルトと比べて初期費用が上がりやすい舗装材です。
㎡単価で並べると、砂利が約2,000〜6,000円、アスファルトが約3,000〜8,000円なのに対し、コンクリートは約1万〜2万円が目安になります。
砂利敷きは掘削と整地を済ませたうえで砕石を敷き、転圧する工程が中心です。
アスファルトも施工後の冷却時間が比較的短く、舗装面が十分に冷えれば利用を開始できます。
一方、コンクリートは掘削・砕石・型枠・メッシュ・打設と工程が多く、固まるまでの養生にも日数と人件費がかかります。
養生とは、硬化に必要な水分と温度を保ち、コンクリートをひび割れや劣化から守る作業です。
コンクリートの見積価格の高さには、材料費に加えて工程数の多さも関係しています。
打設後の養生期間は駐車場として使えない

コンクリートは流し込んだ直後は柔らかく、車の重さに耐えられる強度が得られるまで養生が必要です。
一般的には数日から1週間程度が目安とされますが、気温や配合などによっては、さらに日数がかかる場合もあります。
すでに駐車場として貸している土地を舗装し直す場合、利用者の一時的な移動先を用意したり、時間貸しでは一定期間営業できなくなったりするでしょう。
利用を開始できる日程は、あらかじめ施工業者に確認しておくと安心です。
ひび割れや撤去の際に追加の出費が発生する
コンクリートは施工時の不備がなくても、乾燥に伴う収縮や温度変化の影響を受けて、ひび割れや劣化が生じることがあります。
そのため、目地を入れても完全に防ぐことは難しいでしょう。
また、将来的に土地を別の用途に転用する場合は、コンクリートを壊して運び出す解体の作業が必要です。
砂利敷きより手間がかかり、費用は面積と重機の搬入しやすさなどで変動します。
数年以内に建物を建てる予定がある土地では、解体や撤去にかかる諸費用まで含めて舗装を検討しましょう。
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コンクリート・アスファルト・砂利の費用と状況ごとの向き不向き

駐車場の舗装材は、コンクリートだけではありません。
アスファルトと砂利を含めた3つを同じ項目で比べ、どのような土地にどの舗装材が向くのかを整理します。
3つの舗装材の費用と特徴を一覧で比較
3つの舗装材を、㎡単価から向いている用途まで6つの項目で比較します。
| コンクリート | アスファルト | 砂利 | |
|---|---|---|---|
| ㎡単価 | 約1万〜2万円 | 約3,000〜8,000円 | 約2,000〜6,000円 |
| 1台分(15㎡)の初期費用 | 約15万〜30万円 | 約5万〜12万円 | 約3万〜9万円 |
| 耐久性 | 高く、長期間使いやすい | 中程度で、経年で補修が必要 | 低く、補充が前提 |
| 維持管理の手間 | 少ない | ひび割れやへこみの補修 | 補充・除草・ならし |
| 施工後の利用開始 | 強度が得られるまで養生が必要 | 舗装面が十分に冷えてから利用可能 | 施工後から利用できる |
| 向いている用途 | 長期の駐車場貸し出し・重い車 | 広い面積・短工期 | 一時利用・費用優先 |
※上記の金額は、業界各社が公表している一般的な相場をもとにした参考値です。耐久性や工期は、仕様・交通量・荷重・気温・施工条件などによって変わります
どの舗装材にも向き不向きがあります。
費用の安さだけで選ぶと、維持の手間や貸し出しやすさで後から差が出やすいため、上記6つの項目を踏まえて比較検討しましょう。
コンクリート舗装が向いているケース

長期間の使用を想定しており、駐車場経営をする場合は初期投資に見合う収支が見込める土地であれば、コンクリート舗装を採用する価値があります。
トラックなど重量のある車が出入りする土地ではアスファルトより変形しにくく、長期間貸し出す前提の土地では補修の頻度を抑えられ区画線を維持しやすいのが利点です。
傾斜地など雨で土砂が流出しやすい場所では、コンクリートで固めることで土の流出を防ぐ効果があります。
アスファルトや砂利と比較すると、初期費用の高さを許容できるかも採用するポイントの1つでしょう。
アスファルト舗装が向いているケース

アスファルトは施工後の乾燥待ちが短く、敷きならして締め固めれば一般的に翌日には利用でき、施工単価を安く抑えられる点が強みです。
そのため、一度に広範囲を舗装したい広い土地や、営業を継続しながら短期間で補修を行いたい駐車場の舗装工事に適しています。
アスファルトは夏場の熱で柔らかくなり、同じ場所に車が停まり続けると、タイヤの接地部分がへこむ場合があります。
面積が広く、工期と費用を重視したい場合はアスファルトが候補になるでしょう。
アスファルト舗装の費用は、「駐車場のアスファルト舗装費用はいくら?台数別の相場と内訳を解説」の記事で詳しく解説しています。
砂利敷きが向いているケース

砂利敷きは、コンクリート・アスファルトと比べて最も初期費用を抑えやすいです。
初期費用をできる限り抑えたい、一時的に駐車場として利用したい場合や今後の活用方針が確定していない土地に向いています。
コストを抑えられる一方で、継続的なメンテナンスが必要となります。
砂利は車の出入りで散らばりやすいため定期的な補充が必要で、雑草の処理と地面のならしも欠かせません。
区画線を引くことが難しいため、ロープや車止めを設けて車室を分かりやすくする工夫も求められます。
駐車場のコンクリート費用を抑える方法3選

コンクリート舗装の費用は主に、「施工面積」「見積もりの比較」「負担方法」によって抑えることが可能です。
順に解説します。
1.タイヤが乗る部分だけに絞って施工面積を減らす
全面をコンクリートにせず、車輪が通る部分だけを舗装する方法があります。
幅50cm前後の帯を2本並べる形が代表的で、残りの部分は砂利や芝生で仕上げます。
コンクリートを打つ面積を減らせば、生コンクリートの材料費などを抑えられます。
型枠や重機の搬入、人件費、残りの部分を砂利や芝生で仕上げる費用は別途かかります。
そのため施工面積を3分の1にしても、工事総額がそのまま3分の1になるとは限りません。
2.複数の業者から見積もりを取って内訳を見比べる

見積もりは1社に絞らず、2〜3社から取って内訳を見比べるのが好ましいです。
まず、各工程が「土間コンクリート工事一式」のように、まとめられていないかを確認しましょう。
一式表記では、どの工程にいくらかかっているのかが不透明で内訳や相場が他社と比べにくくなります。
総額が極端に安い見積もりであれば、「作業範囲」「コンクリートの厚み」「補強材の有無」「追加費用の扱い」などの項目を特に注意して確認しましょう。
3.駐車場経営を検討しているなら、初期費用を運営会社に負担してもらう方式を選ぶ
自身で舗装費用を用意する以外の選択肢を検討するのも一つです。
なぜなら、土地を駐車場として貸し出すことを検討しているなら、コンクリート舗装などの初期費用について、どの運営方式を採用するかで誰が費用を負担するかが変わってくるからです。
自己資金で舗装工事を行う場合、1台分で約15万〜30万円の舗装費がかかります。
精算機などを設置して時間貸し駐車場を運営する場合は、機器代や設置工事費も必要です。
一方、運営会社が機器類や設置工事などの費用を負担する方式を選べば、オーナーが負担する初期費用を抑えて駐車場運営を始められます。
なお、舗装や整地などの費用を誰が負担するかは、運営会社や土地の状態、契約条件によって異なります。
詳しくは、後述で3つの運営方式を踏まえて解説します。
駐車場経営を検討している場合、運営方式選びで舗装を含む初期費用が変わる

駐車場経営の運営方式は、「自主管理」「管理委託」「一括借り上げ」の3つあります。
舗装を含む初期費用を誰が負担し、日々の管理を誰が担うのかを方式ごとの特徴やメリットなどとともに解説します。
自主管理|舗装から機器設置までオーナーが用意して運営する
自主管理は、土地オーナーが舗装も機器も自分で用意し、日々の運営まで行う方式です。
料金設定や集金、清掃、利用者との対応もオーナーが担うことになります。
舗装費や機器設置などの初期費用はかさむものの、売上を直接受け取れるのがメリットです。
一方、「電気代」「機器の保守費」「修繕費」「税金などの諸経費」は、売上から負担しなければなりません。
管理委託や一括借り上げに比べ手間が多い運営方式のため、土地が自宅の近くにあり時間に余裕がある方に向いているでしょう。
管理委託|設備はオーナーが用意し日々の管理を任せる
管理委託は、舗装や機器を自己負担で用意し、集金や清掃などの管理を運営会社に任せる方式です。
管理業務を委託するための費用を支払う代わりに、日々の管理にかかる手間を減らせます。
初期費用の自己負担額は自主管理と大きく変わらないため、管理委託にかかる費用と削減できる管理業務の手間を比べて検討すると良いでしょう。
なお委託可能な業務範囲は、契約条件や委託会社によって異なります。
一括借り上げ|機器や設置工事などの費用を運営会社が負担する
一括借り上げは土地を運営会社に貸し、機器の設置や運営を会社側に任せる方式です。
オーナーは、契約に基づく賃料を受け取れます。
当社タイムパーキングの一括借り上げでは、精算機などの「機器類」「設置工事費用」「運営費用」を当社が負担しています。
初期費用0円で駐車場経営を始められ、24時間の管理体制が強みです。
「所有している土地を駐車場として活用したい」「自分の土地で一括借り上げが成り立つか気になる」という方は、まずは当社タイムパーキングの無料収益診断をご活用ください。
駐車場経営の方式について具体的に知りたい方は、「駐車場経営の方式比較!一括借上げ・管理委託・自主管理の収益とリスク」の記事で解説しているので併せてご参照ください。
※「初期費用0円」は当社タイムパーキングの一括借り上げ方式における機器・通常の設置工事・運営費の条件で、土地の購入費や取得時の諸費用は含みません
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活用できていなかった土地を舗装して、コインパーキング化した当社の事例を紹介
実際に使い道のなかった土地をコインパーキングにし、運営まで当社に任せていただいたオーナー様の事例を2件ご紹介します。
更地をコインパーキングにして管理も任せた事例
更地のまま持て余していた土地の活用方法を探していたオーナー様が、数社を比べたうえでコインパーキングへの転用を選んだ事例です。
大阪府茨木市オーナー様のコメント

「更地の活用について、月極駐車場よりもコインパーキングでの活用の方が利点がありました。数社にお声かけをした中で、最も利点の多いご提案をして頂けました。当初、営業の方にご提案頂いた収支で推移しており、安定した収入を確保できております。」
(出典:タイムパーキング 三島丘2丁目)
使い道のなかった空き地を収益を生む駐車場に変えた事例
空き地の活用方法に悩んでいたオーナー様に、現地調査で周辺の駐車需要と土地の形状を確かめたうえでコインパーキングをご提案した事例です。
兵庫県伊丹市オーナー様のコメント

「駐車場経営についての知識がない私にも丁寧に説明していただき、土地の特徴を活かしたプランを提案してくれたことが決め手でした。空いていた土地を駐車場として活用することで、安定した収益を得られるようになりました。また、コインパーキングが地域の利便性向上にもつながり、近隣の方からも好評です。」
(出典:タイムパーキング 伊丹3丁目)
※上記2件の事例はタイムパーキングの実際の導入に基づくオーナー様のコメントです。収益は立地条件・稼働率・周辺環境・時期により異なり、将来の収益を保証するものではありません
まとめ:費用の相場・内訳を踏まえて舗装をするか検討しよう
駐車場のコンクリート費用は主に、「面積」「下地の状態」「コンクリートの厚み」で大きく変動し、普通車1台分で約15万〜30万円が目安です。
ご自身の状況に合わせて、以下に照らし合わせて検討してみましょう。
- 自宅用として舗装するなら:タイヤが乗る部分だけの施工も含めて面積を調整し、2〜3社の見積もりで内訳を比べる
- コンクリート舗装に迷っているなら:維持管理の手間や長期的なコストを踏まえ、コンクリート・アスファルト・砂利のどれを採用するか比較検討する
- 貸し出して収益化も考えるなら:区画をどの程度設けるかを先に決め、機器類や設置工事などの費用負担を抑えられる一括借り上げも候補に入れる
当社タイムパーキングでは一括借り上げ方式により、機器類や設置工事、運営にかかる費用負担を抑えたコインパーキング経営をご提案しています。
「所有する土地を舗装して、駐車場経営を始めたらいくら稼げるのか興味がある」「所有する土地で駐車場需要があるのか知りたい」という方は、まずはお気軽に当社タイムパーキングの無料収益診断をご利用ください。
現地調査とデータ分析に基づいた、収益プランをご提供いたします。
監修:益繁 元(アパルトマンイクシーズ株式会社)
西日本営業本部 マネージャー / 宅地建物取引士 / 2級FP技能士
業界歴13年。宅地建物取引士および2級ファイナンシャル・プランニング技能士として、これまで300件以上の土地活用・駐車場経営に従事。法規制だけでなく、税務や資金計画まで見据えた「失敗しない駐車場経営」をモットーに、オーナー様の資産価値最大化を多角的にサポートしている。