土地の活用方法として駐車場経営を検討する際、事前に確認しておきたいのが初期費用です。コインパーキングを経営するのか月極駐車場を経営するのか、またどのような経営方式を選択するのかによって、かかる初期費用は異なります。

当記事では、コインパーキング・月極駐車場それぞれのパターンでどのくらいの初期費用がかかるのか解説します。併せて、駐車場の経営方式ごとの初期費用の違いや、駐車場経営に適した土地の条件についても確認しましょう。

 

1.駐車場経営にかかる初期費用はどのくらい?

駐車場経営を始める際は、さまざまな初期費用がかかります。土地活用として駐車場経営を選ぶ場合は、土地の購入やリース、駐車場設備の導入、保険料といった初期費用の目安を事前に把握することが重要です。

必要な初期費用は、経営する駐車場のタイプや条件によっても異なります。まずは、コインパーキングと月極駐車場の経営に必要な初期費用の目安を把握しましょう。

 

1-1.コインパーキングを経営する場合の初期費用

コインパーキングの経営では、土地の整備や設備の導入が必要となり、かかる初期費用は経営形態によって大きく異なります。設備投資や整地費用を運営会社が負担する一括借り上げ方式であれば、初期費用はほとんどかかりません。一方、自主管理方式や管理委託方式を選ぶ場合は、以下のような初期費用が必要です。

項目費用の目安
整地・アスファルト舗装約4,000~5,000円/平米
料金精算機約40~50万円/1台
ロック板約10万円/1台
車止め約4,000円/1台
看板・照明・満車ランプ等の設置約15~20万円
初期電気引き込み代約15万円
道路の切り下げ工事約30~50万円
監視カメラ等のセキュリティ類約1万円~
設置・施工費約50万円~

整地費用は、土地の面積や地域によっても異なります。コインパーキングは不特定多数の方が利用するため、使い勝手のよいアスファルト舗装が理想的です。しかし、初期費用を抑える目的で未舗装のまま開業するケースも珍しくありません。

また、コインパーキングの設備として、ロック板や駐車料金の精算機が必須です。安全性を高める照明や看板、セキュリティシステムも重要で、いずれも付加機能や機械のグレードによって費用が変わります。

 

1-2.月極駐車場を経営する場合の初期費用

コインパーキングのように精算機を必要としない月極駐車場の場合、初期費用は主に土地の整備にかかります。

未舗装の場合、砕石を敷きつめて整地するのが一般的です。この方法はコストが低く、初期投資を抑えられます。一方で、コンクリート舗装は耐久性が高いものの、費用も高めです。

舗装方法ごとの費用の目安は、以下の通りです。

項目初期費用の目安
路盤工事未舗装約3,000~4,000円/平米
アスファルト舗装約4,000~6,000円/平米
コンクリート舗装約8,000~10,000円/平米
車止め約4,000円/1台
区画線約10万円

その他、照明や看板の設置などが必要なケースもあります。区画線を引くには、アスファルトかコンクリートでの舗装が必要です。未舗装の場合は、更地に砂利を敷いてロープで仕切ります。

また、土地に建っている建物を解体する場合にかかる費用の目安は、以下の通りです。

項目初期費用の目安
解体費用木造約3~5万円/1坪
鉄骨造約5~7万円/1坪
RC(鉄筋コンクリート)造約6~8万円/1坪

 

2.駐車場の経営方式によって初期費用に差がある

駐車場の経営方式には、自主管理・管理委託・一括借り上げの3種類があります。どの経営方式を選択するかによって、初期投資や運営コストが異なります。

自分自身に合った経営方式を選ぶためにも、それぞれの特徴を知っておきましょう。

 

2-1.自主管理方式

自主管理方式は、駐車場の運営管理をオーナーが自ら行う方式です。オーナーが駐車場利用者と直接契約を結び、機材の設置や運営管理を担います。自主管理方式の大きなメリットは、駐車場経営で得られる収入がすべてオーナーのものになる点です。しかし、その分管理の手間やリスクも大きくなります。

例えば、コインパーキングの場合は料金精算機の導入設置が必要で、これに加えて掃除やトラブル対応もオーナー自身で行わなければなりません。また、事前の市場調査やニーズの把握、競合駐車場の利用料金調査、看板や広告による宣伝活動などもすべてオーナーの責任です。

そのため、初期費用や運営管理の手間が多いコインパーキングよりも、月極駐車場で多く見られる経営方式です。

 

2-2.管理委託方式

管理委託方式は、駐車場の管理業務を専門の運営会社に委託する経営方法です。駐車場運営会社には、清掃や巡回、クレーム対応、集金などの管理業務を代行してもらえます。また、月極駐車場の新規契約者募集や契約手続きも委託可能です。

管理委託方式の特徴は、経営主体がオーナーにある点です。オーナーは、パーキングの整備や設備設置費用を担い、その他の運営管理を専門会社に委託します。初期費用は基本的に土地オーナー負担ですが、管理会社によっては初期費用の一部、あるいは全額負担するケースも珍しくありません。

管理委託方式は「土地活用として駐車場経営に取り組みたいが、すべてを自分で管理するのは難しい」という方に向いています。自主管理方式と次に紹介する一括借り上げ方式の中間と言えるでしょう。

 

2-3.一括借り上げ方式

一括借り上げ方式は、オーナーが運営会社に土地を貸し出し、一定の賃料を受け取る経営方法です。特にコインパーキング経営に多く採用されています。この方式の最大の特徴は、初期費用やランニングコストが0円である点です。料金精算機や看板などの設備費用、維持管理費用はすべて運営会社が負担します。

土地オーナー側は、運営・管理に関するリスクを負わずに毎月安定した収入が得られる上、資金0円からでも始めることが可能です。ただし、収益は固定の賃料に限られ、駐車場の稼働率がよい場合でも金額の増加はありません。

一括借り上げ方式は「遠隔地に土地を持っている」「自分で管理する時間や意志がない」「土地が広すぎて管理しきれない」といった方に向いています。

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3.駐車場経営に適した土地の条件は?

駐車場経営を成功させるには、土地が重要となります。コインパーキングと月極駐車場では求められる土地の条件が異なるため、経営形態に合った土地の特性を理解して選ぶことが経営を成功させる鍵です。

以下では、コインパーキングと月極駐車場に適した土地の条件をそれぞれ解説します。

 

3-1.コインパーキング経営に適した土地

コインパーキング経営に適した土地の条件は、以下の通りです。

  • 繁華街に近いエリアである
  • 近所に満車のコインパーキングがある
  • 道路幅が5メートル以上である
  • 土地の高低差がない

以上の条件を満たす土地は、コインパーキング経営に適していると言えるでしょう。

駐車場が不足しがちな繁華街に近いエリアでは、コインパーキングの需要が高くなります。病院や商業施設が近い場所も需要がありますが、大型施設の無料駐車場がある場所は避けた方がよいでしょう。近所に満車のコインパーキングがある場合は、そのエリアに駐車場の需要がある証拠です。

また、道路幅が5メートル以上あると、ドライバーが利用しやすい駐車場になります。土地の高低差がないことも重要です。高低差がある場合は、スロープ工事や段差スロープの設置が必要になり、コストが増加します。

 

3-2.月極駐車場経営に適した土地

月極駐車場経営に適した土地の条件は以下の通りです。

  • 住宅街やオフィス街に近い
  • マンションや団地が多い
  • 公共交通機関の近く

以上の条件を満たす土地は、月極駐車場経営に適していると言えるでしょう。

住宅街やオフィス街に近い土地やマンションや団地が多いエリアは、住民や会社員による安定した需要が見込めます。自宅に駐車場がない住民、敷地内に駐車場がないオフィスで働く人などが主なターゲットです。複数の車を所有している世帯が多い地域では、駐車スペースの需要がより高まります。

通勤や買い物などで駐車場を利用する方が多い公共交通機関の近くも、継続的な利用者が見込まれる土地です。特に駅の近くは、通勤で利用する方にとって便利な立地となります。

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まとめ

駐車場経営にかかる初期費用は、コインパーキングか月極駐車場かによって異なります。基本的には、料金精算機やロック板の設置が必要なコインパーキングのほうが、コストがかかるでしょう。月極駐車場に関しては、未舗装ならコストを抑えられますが、コンクリート舗装にする場合は初期費用が高くなります。

駐車場の経営方式によっても、初期費用は変動します。自主管理方式は、収入がすべてオーナーの手元に入るため、運営がうまくいけば高い収益が見込めますが、初期費用や運営コストもすべてオーナー負担です。初期費用を抑えたいなら、管理会社が負担してくれる一括借り上げ方式を検討するとよいでしょう。

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